分かる言葉で

私の中にある、人から頂いたいくつかの名言の中にこんなのがあります。

それは、「誰にでも分かるように説明できないと、分かっているとはいえない」みたいなの。

これは私が大学生の時に、

交換留学生としてオーストラリアのキャンベラにある国立大のアートスクールに、

前期だけ行ってた時に出会った人類学の博士号をやっていた人。

 

 

あれから15年ぐらいして私がエナジーワークを通して学んだことを、

当時の彼女はすでに知ってたと確信してます。

彼女はヒミツを知っていたんだわっ!!(笑)

 

 

彼女はジャッジメントがなくて、

ハタチそこそこでジャッジメントまみれだったアート学生の私に、

自分の研究内容について説明してくださったのでした。

でも正直、難解な部分が多くて詳しくはわからなかったけれど、

インディジョーンズみたいなフィールドワークでの武勇伝は面白かった!!

私が「博士なんてすごいなー!私には全然理解できないよ」とそのまんま讃えると、

彼女からあの名台詞が出てきたのです。

 

 

ところで私、自慢じゃないけど、結構素直に「すごい!」と思うし、

なんのためらいもなく、それがすっと言える人です。

この時も、未来の博士を前にしてるんだー!すごい!!と思って、伝えたのです。

 

 

さて、この名言は私に深く浸透してて、以来「わからない」とか

「教えて」と言われた時はなるべく一生懸命説明しようとします。

そうすることで、自分の理解もより深まるんですよね〜。

だから、私はよく「なんて言ったらいいかなぁ」と早口で独り言を言いつつ、

伝えることを編み出していきます。

 

そしてこれをやっている時、私は相手の世界を察知する力を使ってます。

 

どういうことかというと、例えば、海外旅行をしたことはあっても、

住んだ事がない人に、住んだ人にしか分からないあるあるを、

いくら臨場感たっぷりに語っても、

「へー、そうなんだ。大変だね。」ぐらいに終わってしまいます。

でもその、あるあるのエッセンス的な部分だけを抽出して、

その人の世界のあるあるに当てはめて話すと、

きっともっと共有ができますよね。

 

 

そんな意味でのその人の世界、を察知するんです。

 

 

エナジーの言語を喋り始めて1年ぐらいしてからのことでした。

エナジーワークをやっている、知っている方とは、

テンポよく、ツーカー的に気持ちよいスピードで話せるのに、

エナジーワークを知らないだとか、興味がないという人とは、

たとえずーっと知ってる人だったとしても、

会話が、押し合いへし合いで前へ進まない感じになっていることに気づきました。

 

 

それは私が相手の世界の外で喋っているからでした。

 

 

それでも最初の頃は、「良いものだから」ぐいぐい進めていたのですが、

やっとその「良いものをお知らせしたい!」と言うエゴから解放された時に、

あの人類学者の言葉を思い出したんですよね。

 

 

その人にとってまだ現実として存在しない世界のことを話したところで、

それはこちらの自己満足に過ぎず、

その世界が存在しない人にとってはもう、ある意味恐怖でしかないのです。

残念ながら!!

ほら、深さが分からないところを泳ぐのって怖くありませんか?

 

 

それに、ちょっとイラッとするんですよ!!

例えば、円卓でみんなで食事をしようかって時に、自分を除く全員が、

自分の分からない言語で終始話していたら、

「おいっ!ええかげんにせいやっ!」って思うじゃないですか?

 

 

そんなもんなんですよね〜。

人にはそれぞれタイミングがあって、

それは尊重されるべきことなんですよね。

例えば、すごーく読みたかった本をやっと手にいれて読んでいたとしましょう。

人によっては、「読み終わるともったいないから」ちょっとずつ読む人と、

私みたいに、一気読みしてからまたねっちりねっちり読み返す人もいれば、

途中で飽きて放り出して、他の本を読んでから戻ってくる人もいれば、

何冊か並行して読む人もいるじゃないですか?

 

 

それを横から他人に「ええー?!今日はそこで栞しちゃうん?!次の章が超面白いのに…。」

とか言われたら、「放っておいてよっ!」ってなりませんか?

それとか、結末を言われてしまったりしたら…。

私だったら本ごとソイツに投げつけちゃいます。

 

そんな時、「なんて言ったら良いのかなぁ」はマジックワードだと思います。

相手の世界を察知する、という言い方をしましたが、

それはちょっと、相手の立場から話すのに似ています。

同じではないけれど。

特にボディーコードやエモーションコードで個人セッションをさせていただいている時は、

察知するスピードが速いので、私の場合は一気にダウンロードするみたいな感じです。

 

相手の立場から話そうとする時も、

決して「どういう言い方したら分かってもらえるか」っていう風に、

「分かって」もらうためじゃなくて、

相手の世界を確認するような感じで、

初めて泳ぐ場所の深さや流れを確かめるみたいな、そんな感じ。

この場合は、初めて泳ぐ場所が相手です。

 

 

あなたが分かってほしいのに、

分かりあえない、分かってくれないって感じてるあの人は、

今のあなたとちょっと違う世界に住んでて、

ちょっと違う言語で話してるのだけなのかもしれません。

 

 

(この場所からのラストサンセット。立派なのを見せていただきましたよん。ありがとうございます。上から8時前のサンセットから、1時間の間に刻々と表情が変わる空を写しました。2枚目は方角も違うと色も全然違うっていうの。すごいね、自然!)

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